2019年06月18日 [FAQ]
セカンドオピニオンを受ける時のポイントがあれば教えて下さい。
よくセカンドオピニオンを受けた方がいい、複数の病院による診断を聞いた方がいいと聞きますが、病院によって見解がそんなに違うのでしょうか?病院を選ぶにあたっても、初めに紹介された病院より大きい規模の病院がいいのか、小さなところでもいいのか、通うことを考えると遠いところを選択することが出来ません。また、それぞれの治療法が違う場合、どう判断し、どちらの病院を選ぶのかなど自分に出来るのか不安です。そういった治療法や病院探しに関して相談できるところはあるのでしょうか?病院探しのポイントも含めて教えて頂けると幸いです。
セカンドオピニオンは患者さんが納得のいく治療法を選択できるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて現在の担当医とは別の医療機関の医師に第2の意見を求めることです。
病院を比較するためや担当医を変えるため、転院して別の治療を受けるためではありません。他の医師に意見を聞くのがセカンドオピニオンです。セカンドオピニオンにより同じ診断や治療方針が説明された場合、患者さんの病気に対する理解が深まり、納得して治療に挑むことが出来ます。また、別の治療法が提案された場合には治療の選択の幅が広がります。いずれも患者さんの不安や迷いをなくす有効な仕組みです。
現在の担当医から病状と治療の必要性を確認し、十分に理解しなければセカンドオピニオンを受けても混乱してしまいます。まず、現在の担当医に理解できるまで説明を受けましょう。そして、納得のいかない場合においてはセカンドオピニオンを受けたい意思を伝えます。紹介状や血液検査、病理検査、病理診断などの記録とCTやMRIなどの画像検査結果やフィルムを準備してもらわなくてはいけません。これらの資料はセカンドオピニオンを求められる医師が患者さんの状態を客観的に評価し、適切な助言を伝える重要な情報だからです。その結果によって、セカンドオピニオン先の病院で治療を受ける場合があります。これまでの治療内容や経過などを紹介状にて引き継ぐのが一般的ですので、初めの担当医は患者さんの治療を支援してくれる医療者の1人となります。ご自身で病院を探すわけではありません。セカンドオピニオンは納得する治療を選択するための手段と考えるとよいでしょう。
担当医から説明された治療方に納得がいかない場合、セカンドオピニオンを受けましょう
セカンドオピニオンは患者さんが納得のいく治療法を選択できるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて現在の担当医とは別の医療機関の医師に第2の意見を求めることです。
病院を比較するためや担当医を変えるため、転院して別の治療を受けるためではありません。他の医師に意見を聞くのがセカンドオピニオンです。セカンドオピニオンにより同じ診断や治療方針が説明された場合、患者さんの病気に対する理解が深まり、納得して治療に挑むことが出来ます。また、別の治療法が提案された場合には治療の選択の幅が広がります。いずれも患者さんの不安や迷いをなくす有効な仕組みです。
現在の担当医から病状と治療の必要性を確認し、十分に理解しなければセカンドオピニオンを受けても混乱してしまいます。まず、現在の担当医に理解できるまで説明を受けましょう。そして、納得のいかない場合においてはセカンドオピニオンを受けたい意思を伝えます。紹介状や血液検査、病理検査、病理診断などの記録とCTやMRIなどの画像検査結果やフィルムを準備してもらわなくてはいけません。これらの資料はセカンドオピニオンを求められる医師が患者さんの状態を客観的に評価し、適切な助言を伝える重要な情報だからです。その結果によって、セカンドオピニオン先の病院で治療を受ける場合があります。これまでの治療内容や経過などを紹介状にて引き継ぐのが一般的ですので、初めの担当医は患者さんの治療を支援してくれる医療者の1人となります。ご自身で病院を探すわけではありません。セカンドオピニオンは納得する治療を選択するための手段と考えるとよいでしょう。