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2019年12月18日 [FAQ]

ドラックストアと調剤薬局の違いとは?

これまでほとんど病気になったことがなく、風邪をひいても仕事を休んだこともなく、いつも気合いで治してきました。
現在は一人暮らしをしていて、彼女もいなくて、家族とも離れて暮らしているので、病気になっても看病してくれる人も近くにいなくて、はじめて高熱で動けなくなって、仕事を休まざるをえなくなったのですが、一日寝ているとだいぶ体調も良くなって、週明けからはもちろん仕事に復帰するつもりです。
今後のことも考えて、風邪薬などの最低限所持していた方がいい薬を揃えておこうと思って、恥ずかしながら質問させていただきます。
家の近くにドラックストアと調剤薬局がありますが、その違いを教えてください。
素人考えでは、調剤薬局の方が効き目の高い薬を売ってもらえそうですが、その認識で間違いないでしょうか?


取り扱う薬の種類が異なります。


調剤薬局とドラックストアの違いについて、きちんと把握している方はそれほど多くはありませんので、両者の違いが分からないことはそれほど恥ずかしいことではありません。
まず、調剤薬局というのは、その名の通りに薬を調剤する機能をもち合わせているお店のことで、病院で診察してもらった患者さんが、病院から渡された処方箋を持参して、それを基に薬剤師が薬を調合し、患者さんに薬を渡す役割を担う場所です。
調剤薬局が主に取り扱いしている薬は、「医療用医薬品」です。
これに対してドラックストアが主に販売している薬が「一般用医薬品」で、基本的には薬剤師が常駐して、処方箋通りに薬を調合するための調査室は設けられてはいなくて、医薬用医薬品を取り扱いすることはできないこととなっています。
一般用医薬品は、リスクが高いものから第1類・第2類・第3類医薬品に分類されていて、第1類医薬品は、薬剤師がいなければ販売することができません。
ドラックストアでは、市販薬の他にも、日用品や食品や化粧品など、取り扱い品目が多いのが特徴となっています。
ただし、ドラックストアの中にも、調剤薬局を併設しているお店もあって、その場合は調剤薬局の役目も果たすことができますし、調剤薬局でも市販薬やちょっとした日用品などを販売しているケースもあります。
薬事法では、一般の人を相手に薬を販売できるお店が、「薬局」と「店舗販売業」に分類されていて、ドラックストアでは薬局という名称を使用できないため、両者の見分け方として、店名に「○○薬局」と付いているかで判断できます。

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